Speak up for yourself!

一昨日,友人から Nature 2005年11月17日号に掲載されている記事の転送メールをもらった.いま現在留学中の学生や留学を目指している人は,ぜひとも自分で Chinese students in the US: Taking a stand (PDF / Full Text) という記事を読むことをお勧めします.中国人がアメリカに大学院生・ポスドクとして留学することで直面する問題が書かれているけど,多くの留学生が少なからず共感する部分があると思う.

簡単にまとめると,まず一つが,非英語圏から来る多くの留学生が直面する英語・カルチャーショックの問題.先週,去年 ESL でクラスメイトだったベトナム人に久しぶりに会った.1年数ヶ月経ってようやくアメリカの生活にも慣れてきた,と言っていた.そのとき彼が「日本とアメリカじゃほとんど文化的差異がないからいいよね」と言っていたのが印象に残っている.今まで日本とアメリカが同じなんて考えたこともなかったけど,確かにベトナム他,発展途上国からの留学生は,日本人以上にアメリカでカルチャーショックを感じるのかもしれない.

二つ目は生活資金の問題.これまでにも何回か書いているけど,アメリカの大学院(特に PhD 課程の場合,ただし専門職系大学院は別)で授業料や生活費を自腹で払っている人は非常に少ない.留学生の場合,外部からの奨学金をもらっていないと,専攻や指導教官を変えるのが非常に困難である.なぜなら,所属を変える=新たな資金源を探す必要があるからで,これはかなり難しいことだと思う.そうなると,我慢して居残るか母国に帰るかのどちらかである.こういうとき,良い指導教官にあたるかどうかで状況が大きく異なると思う.

Nature には,不当な差別を受け退学処分になりそうだった中国人が,大学当局に抗議したことで資金問題も解決して転学科することができた話が書かれている.だから,同じような状況に陥ったとき,泣き寝入りせずに自分の意思を声高に主張することが重要であると.アメリカでは自分の意見を主張しないと何も始まらない,ということを改めて感じた.

● 参考記事
life@MIT: 研究テーマ
Nature: As one door closes... (PDF / Full Text)

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