Quality of Exams

Blue Book




← Blue Book と呼ばれる答案用紙.去年 ESL で習ったけど,アメリカの大学では一般的だそうだ.中身は普通の罫線が引かれたノート.今日のテストで初めて見た.


今日は Adaptive Systems の期末試験があった.担当講師は多忙な教授で,学会やセミナー等で出掛けることが多く,予定通りに授業ができなかったのでスケジュール調整が結構あった.そして先週から2週間,水中ロボットの現地実験に行くと言って,今日は代理の学生が試験監督をしていた.ちなみに先週授業できなかった分の補講が1月にあるらしい.成績は出た後だし出席は自由.日本だったらまず間違いなく休講だと思うけど.

研究が忙しくても教育熱心な教官はたくさんいる.現にその教授も日程変更はしょっちゅうあったけど休講は一度もなかった.全8回出された宿題は毎回筆記問題と MATLAB によるシミュレーションのセットで,ボリューム的にかなりきつかったけど非常に学ぶところが多かった.でも,今日の期末試験は目を疑いたくなるものだった.宿題に出たものとまったく同じ問題,ノートをコピーすれば答えられる問題,専門用語の定義を厳密な数式で答えさせる問題(←授業内容に関係あるけど本質的にはそこまで重要でなくて,これもノートコピーで完答可)のオンパレード.過去の宿題やノートを熟読したから点数は悪くないと思うけど,頭は一切使わないで記憶力だけで満点が取れるテストだった.実際,自分が試験中にやった作業は,宿題やノートの残像を頭に思い浮かべて,そこに書いてある文字と数式をコピーしてばかりだった.それなら今回みたいに持ち込み一切禁止の closed book, closed note のテストじゃなくて open book, open note でもっと内容的に濃い試験が良かったはず.もしくは,試験の代わりにファイナルプロジェクトを課せばかなり面白いのができたと思う.事前にサンプルとして配られた数年前の期末試験を見たときなんとなく予想はしていたけど,実際にここまでひどいとは思わなかった.自分が学部生のときはそういう試験大歓迎だったけど...

先にも書いたとおり,研究で多忙であっても毎年同じ授業を長年教えていても,非常に『質の良い』試験問題を出す教授はたくさんいる.でもアメリカにだってこういう問題を作る教授もいるってこと.日本と比べたら割合は断然低いと思うけど.そして一つ思ったこと.クラスの評価を最後の授業でやらないで,なぜ期末試験後に実施しないのか?期末試験を含めての授業評価だと思う.でも出来なかった学生が文句を書くのかな.

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