February 2006 Archives

今回のオリンピックで男子フィギュアは見てなかったけど、エキシビションのエフゲニー・プルシェンコの滑りに魅了されて色々と動画を探してみた。というわけで、ファンの方には常識の範囲内だろうけど、自分みたいなにわかフィギュアスケートファンの方は楽しめると思うのでぜひご一緒にどうぞ。


まずは今回のプルシェンコのエキシビション。宿題をやりながら見ていたのではっきりと覚えてないけど、アメリカの NBC ではアンコールは放映されてなかった気がする。


ソルトレークはスキー以外を見る環境になかったので見逃していたけど、前回王者のヤグディンのエキシビションも凄まじい。これぞ芸術って感じ。4年遅れて一人で感動。


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Courtesy of JHU ME
Courtesy of
EvgeniPlushenko.net

最後にもう一つ、友人の日記で知ったプルシェンコの持ちネタ、Sex Bomb。以前から名前も顔も知っていたけど、よくよく見てみると、(髪型以外の)顔自体はウチの専攻の学科長と結構似ている気がする。この動画のくしで髪を梳かす横顔なんてまさにそのまんま。


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本日は UPS の郵便物を自宅で待つこと10時間、待ちくたびれた。アパート内の他の住人とも話したけど、ここ周辺担当の UPS はとにかくひどいってことでみんな一致した。そしてねずみが出るのも自分の部屋だけっぽい。。。

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Courtesy of NBCOlympics.com

日記・ブログを書いてる人の何割が今日このネタかわからないけど、やっぱりベタでも金メダルで。夕方、荒川選手が金メダル!というニュースを知り、テレビ欄をチェックし早めに帰宅。こちらではリアルタイムではなく、数時間遅れで ESPN というスポーツ専門チャンネル(→ NBC の間違いでした)で放映されていたので、日本人3選手全員の演技を見られた。そういえば今回のオリンピック競技を見たのは今日が初めて。学校でも全然話題に上らない。アメリカが変なのか日本が変なのか。。。

当然アメリカ国民の視点から解説されるわけだけど、それでも荒川選手の演技は非常に絶賛されていて、演技が clean (ノーミス?)でイナバウアーを gorgeous と評していた。思わず得点発表でちょっと感動してしまった。彼女のニックネームが cool beauty と言ってたけど、日本でも有名なんでしょうか。そもそも長野五輪に出場したのも覚えてないけど、思い返してみるとちょうど8年前のこの時期、お茶の間が長野五輪中継で朝から晩まで盛り上がってたとき、国立二次試験に向けて追い込みをしてた気がする。唯一リアルタイムで見たのがスキー団体ジャンプの金メダル。4年周期で受験生はかわいそうだ。4年前のソルトレークシティーもあまり覚えてないけど、このときは山に篭ってスキースクールで働いていた。イントラバイトをしていたので当然みんなでスキー競技は見たけど、それしか見てない気がする。冬季五輪に関心が薄いわけではないけど。

話が逸れたけど、こちらのスポットはサーシャ・コーエン選手。最初2回連続転倒したけど、そこからの立ち直りが凄かったと。確かにずるずるといってしまった安藤選手と比べると、そこら辺が実力の違いなのだろう。それにしても、全米選手権で2位が4回、世界選手権でも2大会連続で2位だそうで、今回も銀メダル。silver belle(銀色美人?)とある紹介文には書かれていた。あと途中の CM で知ったけど、6位に入ったキミー・マイズナー選手はボルチモア(厳密に言うと車で北に15分くらいの Towson)出身だそうだ。Towson 出身の有名人といえば、水泳のマイケル・フェルプス


● 追記
NCBOlympics.com Video (←アメリカ国内からのみ視聴可のようです)
オリンピックの動画をいくつか見られます。改めて村主選手の滑りを見ると、なんであんなに得点差が開いたのか不思議。
びいたまブログ:オリンピック雑感
↑のサーシャのインタビューで思い出したけど、荒川選手の喜びの声を聞いてないことにいま気が付いた。当たり前だけどアメリカだからその映像は流れないので。

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数日前の CNN で大卒初任給を専攻別に分析したニュースが流れていた。日本の場合、中卒・高卒・大卒等で区別してるのは結構見たことがあるけど、大学卒業者の専門別に区別してるというのは見たことがない(知ってる方がいたらぜひ教えてください)。新入社員を一括採用してみんな同じスタートラインから始めるから?

The National Association of Colleges and Employers (NACE) というところが統計を取っていてデータが見られる。でも会員費が必要みたいなので、CNN からのデータを3年分(2004年2005年2006年)並列してみた。パッと見てすぐわかるように、全般的に工学専攻の初任給が高い(金額だけ見ると結構もらってそうだけど、実際にはここから結構税金が引かれるので、日本の場合と比べるとどうなのかはよくわからない)。機械工学もまぁまぁの金額なので自分にとっては嬉しいニュース。Computer Science(情報工学とか情報科学とか)はもっと高いかと思ってたけど、これは卒業者数が多いからなのか、それとも一時期の IT バブルがはじけたからなのか。そして注目すべきなのは Chemical Engineering. 白衣を着て試験管を振っている人のイメージが湧いたら、それは Chemistry であって大きな間違いだそうだ。恥ずかしながら自分もつい最近まで全然知らなかった。専門の方の詳しい説明がとってもわかりやすい。

ちなみに専門別から話は逸れてしかも初任給じゃないけど、労働時間に対して給料の額が見合ってない職業
・Architects(建築家)
・Chefs(料理人)
・Academic research scientists(研究者・大学教官)
などが挙げられている。いずれも最初の駆け出しの給料が低いことが共通している。ポスドクの給料が安いので、博士号を取ってもアカデミックな世界には残らないで産業界に流れる、という話を以前聞いたことがあったけど、確かに学部卒で上記の給料(すなわち博士卒はもっと高い給料)なのに、ポスドクだと多くても$43,000なら思わず納得してしまう。

さらにおまけで、six-figure jobs(米ドルで年収6桁、つまり年収数千万の職業)を見てみると、予想通りのスタントマンに始まり、競売人や仲人業者、法廷速記者など、結構意外な職業が多くて面白い。
Six-figure jobs
Who gets paid six figures?

● 関連
Shima's:数字で見るアメリカの大学(コンピュータサイエンス編) ← 有名どころを出るとやっぱり CS は高そうだ。

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この週末、アメリカ北東部はかなりの雪が降ったようで、ニューヨークではセントラル・パーク最高記録となる68cmの積雪を記録したそうだ。大雪のため多くのフライトが大幅に遅れたりキャンセルとなり、かなりダイヤが乱れていた(徐々に解消中)とのこと。ボルチモアはそこまで降ってないし、学校も通常通りだったけど、この1年半で一番積もった気がする。

大体週末に1週間分の買い物に出掛けるけど、今回は雪のため家にずっと篭ってた。そして今日は雪が止んだので出掛けようかと思ったら、自分の車が除雪された雪で壁のように覆われて身動きとれず。シャベルなんて持ってないので、通行人にからかわれながら、フロントガラス用の小さな雪かきで20分ほど掛けて車を掘り出した。次回からは小まめに駐車位置を動かした方がよさそうだ。

ちなみに、ボルチモアの緯度は仙台と盛岡の中間くらい、ニューヨークは青森市と同じくらい。こういうときに Google Earth を使うと面白いしわかりやすいです。

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舞台裏というほどではないかもしれないけど、へーと思った出来事を2つほど。

先日2/3にウチの専攻の Grad Visit Day というのがあって、既に合格通知をもらった志願者がキャンパス訪問をしたのだけど、少なくとも自分のアドバイザーはこの時点では誰を取るかを決めていなかったみたいだ。つまり、合格者の中に具体的な条件(授業料免除とか RA/TA の保証)を提示されていない学生がいたということ。専攻が交通費も宿泊費も負担しているので、学生側が行き先を選ぶためのイベントかと思っていたけど、ウチの学科がやっているのはむしろ教員側が学生を吟味するインタビューを兼ねているような気がした。実際、合格者が興味のあるラボ訪問をしたのだけど、後日アドバイザーから彼らに対してどんな印象を持ったかを訊かれた。つまり、取りたい学生が本当にラボにフィットするかを見極めていた、ということ。あと自分と同期のラボメンバーは、一度専攻に呼ばれてキャンパス訪問、後日アドバイザーに呼ばれて再度訪問したそうだ。まぁ一般的かはわからないけど。

もう一つは人員募集に関して。現在、ウチの専攻で教官公募をしている。機械工学(Mechanical Engineering)と言っても幅広く、先日の Qualifier でも書いたけど、JHU ME では流体力学・材料力学・ロボット工学の3分野に分かれている。現在募集しているのは材料工学専門の教官で、毎週木曜にある全員参加の専攻セミナーで志願者が job talk と呼ばれる自分の研究紹介をしたり、日程が合わない志願者は個別に用意されたセミナーで job talk を行っている。公募に Mechanics of Materials と明記されているのでこの分野でしか取らないと思ってたけど、実は来週 job talk でやってくる志願者はロボティクス専門。なんとも面白いことに、ウチの専攻がこの志願者に大変興味を示しているため、分野は違うけど招待するんだそうだ(というか、そもそもこの志願者は応募すらしていなかった)。こういう柔軟さはアメリカならではなのか、ウチの専攻が小さいからなのか。

天気予報では知っていたけど、今日は家から出ていなかったので全然気が付かなかった。1月は信じられないくらいに暖かかったので、本日が今年初雪です。

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知人のブログで知ったけど、東工大が博士一貫コース(仮称)を設置するそうだ。肝心の東工大ウェブサイトからは正式発表が見つからず、日経新聞の短い記事しかないので詳しくはわからないけど、学部卒から博士号取得までに要する期間をこれまでの5年から3年に短縮し、博士号取得者の就職難解決の狙いがあるとのこと。以前、友人から一貫コースの噂は聞いていた。実際、2004年12月にも発表している。ただし1年前の発表では電気系専攻で4年間と言っているので、今回の発表と同主旨のものかはわからない。

確かに25歳で博士号を持っていたら年齢的に有利だろう。最初は企業も喜んで採るかもしれない。でもこれまで5(+α)年要していたのに、たったの3年間で果たしてこれまでと同水準の博士を輩出できるのか非常に疑問である。そして博士号取得者に求められるのは、専門分野の能力はもちろんのこと、既存の問題に対する解決法を自ら考え出す力、物事に対する柔軟な発想、そしてコミュニケーション能力だということを大学側は理解しているのだろうか?『最短で』3年とかなら話はわかる(それでも学内進学が前提だと思うけど)。でも、短期卒業の代わりに博士号取得者の質を下げてしまったら本末転倒だ。東工大のみならず日本の大学院がするべきなのは、3年とか5年とか決まりきった修業年限で卒業判定するのではなく、一定のルールは設けつつも柔軟に対応することだと思う。普段は大嫌いで見向きもしない 2ch で、自分と同意見の人が多くてびっくりした。

4年で博士号取得は日本でもアメリカでも聞いたことがあるけど、学部卒業後3年で取ったというのは自分は聞いたことがない。アメリカの場合、大学や大学院までは飛び級で進むけど、大学院ではそれなりの年数を費やして博士論文の質にこだわる、という印象を自分は持っている。

P.S. 日本のトップの大学院では論文の本数が条件というのも一応知っています。余計、3年はきつそうだけど。

● 関連
博士号取得を目指す人々 ← 確かにアカデミックポストに関しても通用するんでしょうか?

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