About the Johns Hopkins University

アメリカで高等教育を受けた人でジョンズ・ホプキンス大学/病院を知らない人はほとんどいないと思うけど、残念ながら日本でホプキンスを知っている人もほとんどいないと思う。そもそも自分自身まったく聞いたこともなかったし、ちょうど進学を決めた2年前、当時通っていた語学学校の先生たちから「ジョンズ・ホプキンスは凄い学校だよ!」と言われたけど、お世辞で言ってるのかと思っていた。アイビーリーグには属してないので知名度的にいまいちだけど、実はかなり良い学校なんです。そろそろ2006年秋入学の合否結果が出揃って進路を決定する時期、もしかしたらホプキンスに入学する方やこれから進学を考えている方が検索で辿り着くかもしれないし、これを読んでいらっしゃる方にもより知ってもらうチャンスなので、少し学校紹介を。

まずは非常によくまとまっているので、ウィキペディアのジョンズ・ホプキンス大学から引用(一部改変)。
ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University, ジョンズ・ホプキンスだいがく)は、アメリカ合衆国メリーランド州ボルティモアに所在する大学である。医学方面の研究で有名である。 ボルティモアの実業家ジョンズ・ホプキンスの遺産を基に、1876年に世界初の研究大学院大学として設立された。それまでのアメリカの大学教育は教養中心の学部教育であったが、新たに研究を中心とした専門教育を行うことを目的とし、大学院教育のシステムを確立した。 全米で初めて実験室での科学実験を行ったのも、また、公衆衛生大学院(School of Public Health)を始めて設置したのも、全米で初めて博士の学位を授与したのもこの大学である。付属のピーボディ音楽学院(Peabody Institute)も北米で最初の音楽学校であり、この大学には「アメリカで最初」と言われるものが多い。ノーベル賞受賞者(ホプキンス所属者は31名)も多く、米国連邦政府からの研究費額は第一位となっている。ジョンズ・ホプキンス病院は全米ランキング1位を15年維持している(2005年現在)。過去に留学生として新渡戸稲造も入学している。最近ではマイケル・ブルームバーグ(現ニューヨーク市長)やビル・ゲイツの多額な寄付がアメリカで話題となった。スポーツではラクロスが有名で、大学チームのブルージェイズ(Blue Jays)は何度も全米優勝をしている。キャンパス内に米国ラクロス協会の事務局、ラクロス博物館、ラクロスの殿堂がある。

続いて学校のウェブサイトからいくつか。
  • ジョンズ・ホプキンスの寄付した遺産は700万ドル(2005年だと約8820万ドルの価値で、1ドル100円強換算でも90億円)で、長らくジョンズ・ホプキンス大学への寄付金額としてはトップだったが、現ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグがここ数年莫大な寄付をし、現時点で総額2億ドルを越えている。
  • 『ジョンズ』ではなく『ジョン』の間違いでは、とアメリカ人でも勘違いしている人がいるが、そもそもジョンズが姓(ラストネーム)から来ているので誤りではない。詳しくは、Who Was Johns Hopkins? を参照。
  • 自分にとっても意外だったのが、以前は学部課程は男子のみだったこと(大学院はもっと早くから女子の入学も認めている)。1970年に初めて女子学生が学部課程に入った。
  • メインキャンパスのホームウッド(メディカルキャンパスとは異なる)には full-time の学部生約4,400人、full-time の大学院生約1,400人が在籍。かなりこじんまりとした学校。
  • 大学のレベルから考えると非常に part-time の学生が多いのも特徴。学部から大学院まで全て併せて約18,000名が在籍するうち、その約半数が part-time の学生(その多くは修士課程に在籍)。
  • ジョンズ・ホプキンス大学で働く人は約25,000名(full-time, part-time 含める)。病院の就労者も含めると、メリーランド州最大の民間雇用者数を誇る。
先に書かれている通り、医学部や公衆衛生学、生物医学工学などの医学分野で突出しているけど、第28代米国大統領のウッドロウ・ウィルソンはホプキンスで政治学博士号を取ったり、日本人で最もノーベル経済学賞に近いと評される雨宮健も経済学博士号を取っている。マイケル・ブルームバーグは電気工学科で学士号を取り、数学のノーベル賞と言われるフィールズ賞のジョン・フィールズもホプキンスで博士号を取得している、と結構満遍なく様々な分野でレベルが高い。より詳しい一覧を見たい方はこちら(英語)へ。難点としては、ボルチモアの治安がよくないこと、(自腹の場合は)学費が非常に高いこと、学部生(特に pre-med)の競争が非常に熾烈なこと、学食&周辺の店がダメダメなこと、などが挙げられるけど、綺麗なレンガ造りのキャンパスやこじんまりとした雰囲気がとても気に入っています。そんなジョンズ・ホプキンス大学へ、ぜひお越し下さい。

● 関連(すべて英語)
Johns Hopkins University (Wikipedia)
information about hopkins
JHU Wiki
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4 Comments

すごい、JHU。
何時の日か行ってみたいっす。。

学校がすごくても生徒がすごいとは限らないけど、ぜひぜひ来てください。pylo さんって物理系、生物系どっちでしたっけ?後者ならきっと楽しいこと間違いなし!

バイオインフォマティックスなんですよ。
こてこての生物とはだいぶ違うけど、かなり興味アリです!
次の旅行はアメリカ狙ってみます(笑

お前ら(失笑)

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