"Surprise" phone call

ERC というホプキンスが主体の医用工学研究グループに所属しているのは何度か書いたけど、このグループは NSF からの大型研究資金(8年で約13億円)を基に設立されている。毎年6月に NSF Site Visit と呼ばれるいわゆる査察があって、ちゃんと研究計画の申請通りに遂行されているかをチェックされる。ところが NSF が去年の査察に満足したのと、もう間もなくこの研究資金提供期間が終了して ERC が解散するため、今年は例年のような大掛かりな査察はなくなったそうだ。このイベントには企業が出席するのも認められている。学生はまだ卒業を控えていなくても、将来のため、レジュメブックなるものに自分の履歴書を掲載して企業にアピールすることができる。

このレジュメブック、去年はあまり必要性を感じず載せなかった。いまのところ、卒業後は企業への就職で考えているけど、なにしろまだまだ PhD 取得までは長いし、とても実務レベルで通用する英語力が身に付いたとも思えない。出願時からほとんど変化のないレジュメを載せてもあまり得だとは思えなかった。でも今年は指導教官に『ERC のために』と頼まれ、ウチの研究室の学生は概ね出したようだ。

先週金曜がその締め切りだったので、ウェブサイト(もちろん関連企業だけが見られるパスワード付き)に反映されたのは一昨日の今週月曜のはず。ところが今日いきなりある企業から電話が掛かってきた。医療ロボットに興味があるんですよね?って。確かにそうは書いたけど、まさかいきなりリクルートの電話が掛かってくるとは思わなかった。しかも先方は、自分がまだ PhD 2年目ってこともしっかり把握してるし。謙遜でもなんでもなく、自分のレジュメはかなり内容に乏しい(逆にアメリカ人のが大袈裟とも言う)。「レジュメブックだけど、レジュメじゃなくて CV の方がより詳しく書けるからいい(注)」と指導教官には言われたけど、CV にしても大して長さが変わらなかったのでレジュメにしたくらい。電話をもらえたこと自体光栄で素直に嬉しいんだけど、そんなレジュメを見て電話してくるなんて、大学ブランドの高さかそれとも人材不足なのか。。


(注) 一般的に、レジュメとは1~2ページに簡潔にまとめた履歴書のことで、CV (Curriculum Vitae) はより詳しく書いたもの。レジュメにしろ CV にしろ、日本みたいにどこでも売ってるような典型フォーマットも写真欄もなく、自分で気に入ったデザイン・内容を書いている。

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