October 2006 Archives

boat tour

hands-on project

Haptic Summer School
9月末のサマースクールに出席するために1週間学校を休んだ。帰ってきたら宿題が2倍に増えてて論文締め切りも迫ってて、論文のために締め切り延長してもらった宿題を消化してるあいだに中間テストがやってきてと、結局1週間の不在穴埋めに1ヶ月も掛かった。これがセメスター(2期)制じゃなくてクォーター(4期)制だったらどうなってたことやら。。

さて、せっかく参加したからパリの感想だけじゃなくてサマースクールの感想も。去年参加された baby touch さんの日記(9/19-23)を見てもわかるとおり、朝から晩までスケジュールがぎっしりっぽい。今回は、
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08:30-10:20 講義1
10:40-12:30 講義2
12:30-14:00 昼食
14:00-15:50 講義3
16:10-18:00 講義4
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というのが大まかな流れで、これが月曜から金曜まで。夜も(参加は任意だったけど)色々なイベントが組まれていて、大体帰るのは毎日11時半くらいだった。時差ぼけと講義を聴き続けるのとで、自分も含めて授業中にウトウトする人もちらほら。。でもどの講師も入念に準備してくれたおかげで、とっても刺激的で知的好奇心を満たすような講義が受けられた。個人的に一番楽しめたのは、Dr. Colgate の受動性(passivity)の講義。かなり基本的な概念から丁寧でわかりやすい解説で、後半はサンプル値制御の安定性の話など。自分はこういう分野に興味を持っていたけど、最近はちょっと違う方向に進んでるので、なんだかちょっと複雑な気分。ちなみに今回のすべての講義スライドが CD-ROM に収められて参加者に配られることになってるけど、これには難色を示した講師もいたそうだ。彼らの最新研究成果の多くを出しているから、確かにわからなくもない。でも生徒にとっては講義資料が手に入るのは嬉しい限り。1ヶ月経ってもまだ全然音沙汰なしだけど。

開催地がパリだったのとその後に IROS が控えてたからか、自分を含めて日本人学生は2人(講師は1名)とちょっと寂しかった。でもそのもう一人の日本人参加者 N さん、積極的に講師や学生に話しかけたり、授業中もポンポン質問を投げかけたり、彼のそのバイタリティには圧倒された。自分も3年目なんだから、こういう積極性をもっと出さないといけないのはわかってるんだけど。あとウチの研究室からアドバイザーも含めて4人も参加したので、気楽に参加できた反面、他の学生との交流が少し疎かになってしまったのはかなりの反省点。。

座学のほかに、CEA というフランス政府が出資する原子力機関の研究所を訪れたり、実際にハプティック・インターフェースを使って/作って簡単なデモを見せたり、セーヌ川下りや超一流レストランでの晩餐会があったりと、帰ってきてからの大変な生活を差し引いても有り余る経験ができたと思う。サマースクール参加者による写真もあるので、雰囲気だけでもどうぞ(Mitch の解説がおすすめ)。最後に、まだ暫定でオフレコなのかもしれないけど、来年はバンクーバーで医療ロボットが候補に挙がってるそうなので、興味がある方はぜひ考慮してみて下さい。


P.S. フランス版キーボードはアメリカ版や日本版とローマ字の配置が少し違って、プログラミングのとき結構みんな苦戦していた、というかかなり苛立った。あと、大学がアクセス制限を掛けてるのかわからないけど、Google.com や .jp は繋がらなくて、勝手に .fr に接続された。中国みたいに政府が制限してるとか??

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もう1ヶ月も前の話だけど Better late than never (遅れてもしないよりはまし)ということで、パリの思い出話を少し。

looooooong line to buy train tickets

me sleeping in a tiny bed

Jardin du Palais Royal

Jardin du Luxembourg
パリに行くときは大抵シャルル・ド・ゴール空港を利用すると思うけど、空港からパリの中心街に出るためには、(1) エールフランスなどのリムジンバス、(2) RER(高速郊外鉄道)、(3) タクシー等があるとのこと(以上、地球の歩き方情報)。今回 RER を使ったけど、ここはお勧めしません。切符の券売機は、確か Smart Card とかいう特別なカードが必要で、現金・クレジットカードは不可。仕方がなく窓口に並ぶことになったけど、空港から人がたくさん来るのに窓口対応が1~2人のみ。結局切符を買うのに1時間以上も掛かった。違う便でパリに着いたアドバイザーはエールフランスのバスを使ったそうで、荷物の持ち運びもなくてよかったとのこと(市街地から空港に戻る際は長蛇の列になることはないと思うけど)。

今回びっくりしたのがホテルの狭さ。国土を考えれば当然だけど、一般的にヨーロッパのホテルはアメリカより狭いとのこと。ベッドはアメリカのサイズの半分くらい?高校生のときに家族旅行でヨーロッパをちょっとだけ回ったけど、当時は全然気にならなかった。アメリカンサイズに慣れちゃったからかもしれない。でもさすがパリ、内装はとってもおしゃれだった(デザインに懲りすぎて機能的にはいまいちのもあったけど)。

サマースクールが開かれたのは、ラテンクォーターにあるパリ第6大学 (Université Pierre-et-Marie-Curie, Paris 6) というところで、結構ノートルダム寺院に近かった。ここは科学と医学が主体とのこと。キャンパスの景観はいかにも理系って感じの無機質な建物ばかり。でもアメリカと違ってみんな学生はおしゃれだったけど。至って当然の話でばかみたいな感想だけど、アジア系もアフリカ系もみんなフランス語を喋ってるのになんか違和感を感じた。お昼は毎日学校の周りで食べたけど、値段もそこそこで美味しくて、ボルチモアに帰ってくるのが辛かった。

お金の話。結構多くのところでクレジットカードが使えた。でもアメリカほどじゃないので、それなりに現金は必要。今回とっても便利だったのが ATM. 同行者のポスドク K が両替所より ATM の方がレートがいいと言ったので素直に従った(そして実際にそうらしい)。クレジットカードじゃなくて、自分の銀行口座から落とせるのでとっても便利。これは常識なのかな。ちなみに Bank of America と BNP Paribas という銀行が提携していて、その ATM がパリ第6大学前にあったので、毎回手数料無しで引き落とせた。他の銀行の場合、1回につき$5 + 1%の手数料が掛かっていた。

今回見て回った中で特に気に入ったのはパレ・ロワイヤルとリュクサンブール公園。パレ・ロワイヤルは面白いオブジェと整った公園があって、リュクサンブール公園は色とりどりの花が咲いていてとっても綺麗だった。あとオルセー美術館は2時間くらいの予定が3時間半くらい見て回った。残念ながらオランジュリーとルーブルは行けず。

パリの地下鉄は東京みたいに結構整備されているし頻繁に走ってる。地下鉄は距離に無関係に一回券が€1.40, カルネ (Carnet) と呼ばれる10回券が€10.70 (2006年9月現在)。RER は距離に比例するっぽい。滞在してたホテルから大学まで毎日地下鉄を使うことになっていたので当初はカルネを買う予定だったけど、駅の窓口で毎週月曜スタート日曜終了のウィークリーパスみたいなのを勧められた(地球の歩き方には載ってない)。これがたったの€16で、ちょうど都合のよい期間(日曜から次の日曜にパリ滞在)だったので、かなり役立った。RER は別料金だけど、地下鉄は1週間乗り放題なので非常にお勧めです。

長くなったので、サマースクールに関してはまた今度。。。

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パリに行く前は2つだった宿題が帰ってきたら4つに増えてて、受講してる授業のファイナルプロジェクトのプロポーザルを書いたり昨日締め切りの論文があったりで、1年目の終わりを髣髴させるような忙しさでした。論文は無事執筆が終わったけど、今度はそのために延期してもらった宿題が貯まってるので、授業を取りながら1週間空けるのは結構大変なことを身をもって体感。。まぁこれも今学期で最後(のはず)。

さて、嬉しいことに今日は秋休みだったので、パリで撮った写真を少し整理。サマースクールの話、パリの感想などはさらに後回しして、とりあえず写真をご堪能ください。

Musée du Louvre

Rue de Rivoli

Jardin du Palais Royal

Sunset over the Seine

Cathédrale Noore-Damede Paris

Sundown from the Seine

Louvre the Seine from open-air terrace in d'Orsay

Jardin des  Tuileries

Jardin du Luxembourg

Jardin du Luxembourg

Jardin du Luxembourg

Tour Eiffel


もっと見たい方はこちらからどうぞ(サムネイルスライドショー)。いつも通り枚数が多いです(182枚)。おまけでエッフェル塔のネオン映像。そして一緒に参加したポスドク K が撮った写真はこちら。とても同じ場所に行ったとは思えない。きっと博士号を取ると撮影技術も向上するに違いない。

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フランスはパリで開かれるサマースクールに1週間参加するため、行く前の週は宿題と実験を前倒しでとにかく進め、パリに行ってからも毎日朝から晩まで予定盛りだくさんだった。ハプティックスの分野で著名な先生方の講義を受けたり、他国の学生たちとも研究の話で盛り上がったり、楽しく貴重な経験ができた。観光に割ける時間があまりなくてちょっと残念だったけど、華の都・パリはとても綺麗で、できるならそのままずっといたかった。でも宿題もたまって、2週間後に World Haptics の締め切りが迫っているので、また現実に戻って研究を進めなければ。。。

サマースクールの詳細、パリの写真等はまた後日、もう少し落ち着いてから紹介します。

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