July 2007 Archives

Today's Pasta

Seafood Pizza

Blue Grotto

DSC_1244.JPG

DSC_1261.JPG

ナポリと聞いたら燦々と照り輝く太陽と青い地中海の優雅なイメージが思い浮かぶ、・・のは自分だけだろうか。少なくともそういうイメージを持って初めて行ったイタリア。待ち受けてたのは、・・・ゴミの山だった。これは帰ってきてから知ったことだけど、いまナポリはゴミ問題で大変なことになっているらしい。

- CNN.co.jp: 米国が自国民にナポリなどへの旅行「警告」、ゴミ問題で
- イタリアよもやま話: ナポリの惨状
- イタリア関心空間: ナポリのゴミ問題

でもゴミが片付いても、ナポリはまるで発展途上国みたいに感じるかもしれない。とりわけ中央駅周辺の交通渋滞はものすごくひどくて、特にバイクは無秩序に走っている状態。ちょっとでも隙間があれば接触すれすれで突っ込んでいく。歩行者も歩行者で信号なんてまったく無視、すごい交通量でもてくてくと歩いていく。自分の中のイメージだと、まるで東南アジアのどこかの国みたいな感じだった(バリしか行ったことないけど)。イタリアはあまり治安がよくないらしく、特に南に行くと悪くなるそうだ。ホテルの人にはカメラを手に持って歩かないように言われた。だから荷物の管理や不審な人には常に気を配り、結構神経をすり減らした。

とは言っても、場所によっては綺麗にナポリの街並みが見られるし、何といっても食べ物(特にピザ!)は本当に美味しかった。そして大して下調べもせずに行ってしまった青の洞窟、知り合いからの評判はいまいちだったけど、とっても綺麗だった。振り返ってみると、ちょっと交通費が高かったかなとは思うけど。

以下、いくつか観光情報。
● 空港から市街地へ
市内バスを使えば中央駅(Piazza Garibaldi)まで1€で行ける。切符は空港内の雑貨屋で購入できる。ムニチーピオ広場まで行きたいときは、市内バスで中央駅まで行って乗り換えるか、ALI BUS を使えば直接行く。市内バスなら切符が90分有効だから1€、アリバスだと3€。でもムニチーピオ広場まで行きたいときは、初めてだとかなりわかりづらいから、アリバスの方がいいと思う。

● ナポリ → カプリ島
ベヴェレッロ港(Molo Beverello)からカプリ島まで船で行くのが一般的。注意するのは、それぞれの便ごとに運行会社が違うので、その運行会社のチケット売り場で切符を買う必要があること。高速船は16€(きっと会社ごとで多少前後)で約40分掛かる。

● カプリ島 → 青の洞窟
船が着いたマリーナ・グランデ港から青の洞窟行きの小型船が出ている。他にはバスでの行き方もあるらし。船の場合、カプリ島を一周(?)する経路だと13€、青の洞窟直通の場合は10€。

● 青の洞窟前 → 青の洞窟内
小型船から直接手漕ぎボートに乗り換える。海上だから、あんまり小綺麗な服装だと大変かも。青の洞窟への入場料は一人9€。それとは別に、青の洞窟から出てきた後に、手漕ぎボートの船頭さんにチップを渡す。相場は(このサイトによれば)予想以上に小額でも十分っぽい。ちなみに水着を着ていけば、青の洞窟内で泳げる。というか、泳いでた人がいた。

● カプリ島
ほとんど下調べができずに行ってしまったので、青の洞窟を見るためにはギリギリの時間帯(マリーナ・グランデ港発が15:30〜16:00)になってしまい、ほとんど島の観光はできなかった。でも、朝早くナポリを出発してカプリ島をゆっくり見て回る方がきっといいと思う。いつ青の洞窟に入れるかもわからないし。大きくはない島だけど、半日〜一日ぶらっと回る程度の大きさはあると思う。


旅行で困ることの一つはチップ。相場がわからないと、多すぎるのか少なすぎるのかさっぱり検討もつかない。ちなみにフランスはチップはなしでも構わない(というか含まれている)とフランス人に言われた。ドイツは端数を切り上げる程度で十分。アメリカは昼なら10〜15%、夜なら15〜20%くらい。でも、イタリアはどんな感じなのかまったく未知だった。先の青の洞窟の船頭さんへのチップも相場がわからなくて本当に困った。行く先々のレストランで、「サービス料は入ってませんからね」と念押しされて困ったけど、基本的にほとんどなしでも構わないっぽい。こういうのは旅行ガイドの『10%程度』を鵜呑みにするより、現地に住む人に習うのが一番だと思う。でも、チップのそもそもの定義を考えたら、まぁもっとフレキシブルでもいいと思うけど。

ナポリはピザの発祥地で基本的にどこでもある程度美味しい。しかも安い(でっかいピザ1枚4〜7€)!レストランに関して、地球の歩き方には良いお店と提携してるお店が出ている気がする。ヨーロッパ編のナポリには2店舗だけ載っていて、一方は本物のお店、もう一方は日本人と韓国人しかいなかったので、思わず素通りしてしまった。。。入ったら美味しいのかもしれないけど。ちなみにピザの食べ方は、日本だと6等分とかにして手で食べるのが一般的だと思うけど、イタリア(ミュンヘンも)ではナイフとフォークで好きな大きさに切って食べていくのが一般的らしい。


ナポリ&カプリ島の写真一覧

TrackBacks (0) Comments (0)
Musee d'Art American

Rose(?)

Water Lilies

Basilique du Sacré-Cœur

Jardin du Palais Royal

Palais Garnier

もう2週間も前だけど、1週間ほど正式な夏休み休暇を取って、フランス・パリとイタリア・ナポリに行ってきた。パリのメインは郊外にあるジヴェルニー、ナポリは青の洞窟。ジヴェルニーには、モネが晩年を過ごした家と庭園があり、ここで有名な睡蓮が描かれた。青の洞窟は、洞窟の中に入ると海の色が真っ青に見えるところ。

パリは去年の9月にサマースクールで行ったばかりなので、さすがに結構覚えていた。面白かったのは、ここドイツじゃ全くドイツ語が喋れないのに、パリで「ありがとう!」と言いたかったときに口から出てきた言葉が、フランス語のメルシーじゃなくてドイツ語のダンケだったこと。きっとダンケくらいしか脳に刷り込まれてないからだと思うけど。。。

さて、メインのジヴェルニーへはふらつーで情報収集してから行った。とにかくパリ・ラザール駅からの電車の本数が少ないので、朝一番の電車で行くつもりだった。出発の20分弱前に着いて、切符を買う段階になって気が付いたのが、去年も空港の駅で体験した長蛇の列。フランスで一般的なのかわからないけど、とにかく彼らは並ぶ印象が強い。一応自動券売機もあるけど、専用のカードがないと購入できず、普通のクレジットカードは受け付けない。だから旅行者は並んで窓口で買うしかないんだけど、こっちは出発直前で焦って(もちろん英語で)早口になってしまったら、窓口の女性が「私は英語わからないんだから!」とブチ切れてしまった。。日本と違って、混んでるからと急ぐそぶりもないから、結局朝一の電車を逃してしまったので、次の3時間後の電車に乗らざるを得ず。。。メトロはすぐに券売機で買えるから問題ないけど、大きな駅から RER や SNCF に乗車する場合、できれば事前に切符を購入しておいた方がいいと思う。ドイツも日本みたいにどんどん人をさばいていくので、余計にフランスのゆっくりした対応が気になってしまった。

さて、電車で Vernon まで行って、そこからバスで Giverny まで。ここはちゃんとうまく接続されてるので、あんまり気にする心配はない(帰りのバス→電車の接続も然り)。なぜ朝一がよかったかと言うと、お昼前後には団体ツアー客がたくさん訪れるとふらつーに書かれていたため。結局お昼過ぎに着いて確かに人で溢れ返っていたけど、モネの家・庭園の他にもアメリカン美術館前の庭園などがとっても綺麗なので、他で時間を潰して頃合いを見計らって行けば、それほど問題はないと思う。庭園に関していれば、アメリカン美術館前の方がより綺麗に手入れされていた。まぁモネの方は睡蓮がメインだと思うけど。

花や庭園はとにかく綺麗で、時間が止まってると錯覚するくらいのどかなところで、半日観光にはとっても向いていると思う。特に市内に長期滞在して、パリの喧騒に疲れた場合はなおさら。

パリ市内は、モンマルトルの丘にあるサクレ・クール寺院、そして去年外観写真だけで終わってしまったオペラ・ガルニエ。サクレ・クール寺院はちょうど晴れていて、綺麗にパリ市内が見渡せた。オペラ・ガルニエは、ヴェルディ・椿姫の当日券を購入。一番安い席だったのでどんなところかわからなかったけど、ステージの半分は見えず、喋る言葉はイタリア語、字幕はフランス語、これじゃまったくわかるはずもなく。。。せっかく行くなら、もう少し高い席を買った方が良いと思う。でも、ガルニエ内部はとにかく豪華絢爛なので、昼間のツアーだけでも行く価値があると思う。それにしても、パリはほんとに簡単に綺麗な写真が撮れる。

パリ市内の写真
ジヴェルニーの写真

TrackBacks (0) Comments (0)

先週の日曜(7/15)に指導教官のアリソンが、その翌日にはさらに ERC から2人の教授がミュンヘンを訪ねてきたので、今回の研究留学プロジェクトを率いてこっちに滞在してる先生と合わせて、ホプキンスから4人もの教授が集まった。そのおかげで、行く先々でデモをやってくれたので、便乗して色々な研究所・研究室を見せてもらった。というか、いま自分がお世話になってる研究室のデモを見たのも今回が初めてだったけど。

日曜は主に自分とのディスカッションがメイン、・・・のはずだったけど、昼食のために湖の見える綺麗なレストランへ片道45分、その後近くの教会をブラブラしたりして、結局キャンパスに戻ってきたのは午後4時前。夕方6時にディナーの予定が入ってたから、結局議論らしい議論は1時間半程度。でも、来る前に近況は報告してあったし、当初計画していた方向とは違ってきたので、そこまで何時間も話し合う内容がなかったのも事実だけど。。残りの話題は翌日に持ち越して、夕食は英国庭園の中にあるチャイニーズタワー前のレストランにて。いまお世話になってる研究室(LSR)から学生が何人か参加した。

翌日月曜は、アリソンが朝から LSR にてセミナー、その後 LSR の研究室見学を丸一日。自分の知ってる限りだと、アメリカでは特定の曜日・時間帯にセミナーがある気がするけど、いまの研究室を見る限り、セミナーは誰かが招かれたとき不定期で開かれている。それでも月に数回はあるみたい。違うのは、少なくともホプキンスの機械工学科だとセミナー出席は必須だけど、ここは任意参加ってこと。研究室見学は、ハプティクスや遠隔操作ロボットを中心に見せてもらった。アリソンは学生のプレゼン能力の高さに感動してた。ミュンヘン工科大は、ドイツのエリート大学の1つだけあって、確かに優秀な学生が多い印象を受けている。しかもみんな英語が母国語じゃないのに、あんなに上手に英語を話されると、アメリカで3年間も生活してきた自分が恥ずかしくなる。。。

17日火曜は、朝から DLR(ドイツ航空宇宙センター)へ。DLR はドイツ中に散らばっていて、ミュンヘン郊外にはロボット研究所がある。ここで見たロボットマニピュレータ&(上半身だけの)ヒューマノイドロボットがすごかった。ロボットが作業中に外界から力を加えてもまったく不安定にならず、うまくロボットの冗長性を利用して力を吸収している。上の動画の後半部分を見てみると、それがよくわかる。この他にも BrainLAB というところでは、内視鏡用器具にストレインゲージだけを使って6軸用力センサを実装していて、これはホプキンス一同驚いた。まだまだ実用化には遠いそうだけど、器具の大きさをまったく変えずに実装しているのはすごい。午後は TUM の Garching キャンパスに行って MiMed 研究室の見学。今年の夏、ここでホプキンスの学生2人がお世話になっている。ここの教授は若いのに、研究室の中には色々な装置がたくさんあって研究業績もかなり凄い。

LSR にしてもこの MiMed にしても、教授の数に対して学生・研究者の数がかなり多い(25人くらい)。LSR の場合、指導教官との定期的なミーティングというものはなくて、代わりに年に2回程度、大規模な研究発表会があるそうだ。みんなよく、「PhD 課程の学生なら自分で研究を進めるのは当たり前」と言うけど、そうは言ってもなかなか難しい気がするんだけど。でもそれなりに機能しているところを見ると、それでも大丈夫なのか、学生が優秀なのか。

TrackBacks (0) Comments (0)

今回、自分の指導教官の他にも、他のホプキンス学生の指導教官たちもぞろぞろやって来て、かなり大所帯の訪問になった。でもそのおかげで、教授たちにくっついていくつかの研究室や研究機関を見学でき、とっても貴重な体験ができた。予想以上にドイツではいい研究がなされている印象を受けている。

夏休みの観光記も研究所の見学記も後回しにして、SEI’s INSIGHT @スタンフォード大学・シリコンバレーで紹介されていた興味深い話題をご紹介。

iTunes Uは大学の授業を淘汰する(かも): 独学システムおよび失われる情報のアーカイブ化

iTunes U という、iTunes で大学の講義を配信しているとのこと。だいぶ前に一度覗いたけど、結構な勢いで充実してきているとは知らなかった(とはいっても、まだ数が限られているけど)。

ジョンズ・ホプキンスはアットホームでいい学校だけど、(少なくともエンジニアリングでは)小さすぎて十分な数の授業が開講されてない。つまり規模が小さいため、授業を取る人数も少ない。少人数制はいいことだけど、人数が少なすぎると隔年とか、数年に一度しか開かれない授業もある。でも研究で必要になったら何年も待ってられない。そういうとき、こういう iTunes U や MIT OCW なんかがあるととても助かる。

TrackBacks (0) Comments (0)

もう今年の夏自体が夏休みな気がしなくもないけど、先週木曜から1週間ほど夏休みを取ってました。ただ、今度の日曜から3日間、指導教官のアリソンがミュンヘンにやってくるので、今週末はちょっと忙しそう。というか、ホプキンスの教授が3人もやってくるらしい。。。そんなわけで、パリとナポリの旅行記&写真はまた後日。

ところで、この1週間のあいだ、もしコメントを書かれた方がいたらごめんなさい。スパムフィルターの設定のため、投稿数日後には勝手に削除されてしまうため、承認する前に全部消えてしまいました。

TrackBacks (0) Comments (0)

友人から、観光客のように写真を撮ってると言われたけど、最初から観光客と開き直っていますので。そして、結局ドイツ語も観光客レベル。。。というわけで、先週末の観光記を。

DSC_0112.JPG

DSC_0115.JPG

DSC_0198.JPG

View from Heimgarten Hütte 2

Walchensee and the German Alps

この前の土曜日はダッハウ強制収容所へ。ここはナチスによってドイツで最初に建てられた強制収容所とのこと。ユダヤ人以外にも、思想・宗教・政治上の問題等で、総計30ヶ国以上から約20万人も収容されたそうだ。場所はミュンヘン市街地から約19kmと少し離れていて、S2 バーンに乗って Dachau の駅まで行き、そこから726番(こっちの方が距離が短い)もしくは724番のバスに乗っていく。最低2時間は見て回れるように行ったつもりだったけど、電車の接続、バスの接続が悪くて、結局1時間半弱しか回れなかった。

入場は無料だけど、音声ガイドは数ユーロ掛かる。でも、ドイツ語もしくは英語がわかるなら、多くの見どころには結構説明が書かれてるから、わざわざ音声ガイドを借りる必要はないかも。ま、学生なら€2だけど。ちなみに日本語ガイドはなかった。戦争で建物が壊されたため、バラックは2棟だけ復元されていて、収容所内は特に暗い雰囲気は漂ってない。ただ、入り口門の Arbeit macht frei(働けば自由になる)というスローガンや周囲の有刺鉄線を見ると胸が痛くなる。資料館を見て回りたかったら、大体3時間強くらいが適当だと思う。時間帯によってはドキュメンタリー映画も見られるそうだ。さすがに何回も行こうとは思わないけど、やっぱり時間が足りなくてもったいなかった。月曜は休みで、火〜日曜の午前9時から午後5時まで。

- Wikipedia: Dachau concentration camp
- Dachau Concentration Camp Memorial Site
- ダッハウ強制収容所の写真一覧

----------
日曜は、今回の研究留学プログラムを率いてるホプキンスの教授+そのご家族、あとミュンヘンで色々とお世話になってる教授、そしてホプキンスの学生4人でアルプスの山(Urfeld, Kochel am See)へハイキングに行ってきた。ホプキンスの教授の奥さんは元々ドイツ出身で、その奥さんのお父さんが有名な研究者だったそうだ。第二次世界大戦時、戦禍から逃れるために建てたのが、アルプスの山奥にある綺麗な湖を望む別荘。そのお父さんはいまはもう亡くなって、奥さん兄弟たちで代わる代わる使ってるそうだ。アルプスの別荘なんて響きからしてすごいけど、着いてみてさらにびっくり!絵に描いたようにまさにアルプスの別荘。もう別世界。こんなとこで湖を見ながら朝食を食べてしまった。ただ夏はいいけど、冬は誰も行かないらしい。確かに行くだけでもかなり大変そう。

今回のは山登りというよりハイキング。ハイキング初心者の自分にはちょうどいい運動になった。そして当然筋肉痛、というか関節痛にもなったけど。。山の上で飲むビールは格別に美味しくて、山頂から眺めた景色も本当に綺麗だった。こんな景色を堪能しちゃうと、ますますボルチモアに帰りたくなくなっちゃう。

- ハイキングの写真一覧

----------
Windows から Mac に替えて一番困ってたのが写真の編集・管理。以前は Picasa を使ってたけど、Mac バージョンはまだない。Mac の iPhoto を使ってみたけど、なんだかあまり馴染めなかった。ところが、Parallels で Picasa を使う方法(これをやらないと、写真をわざわざインポートする必要があってとっても面倒)を見つけて、これで今まで通りに Picasa を使えるようになった!やっぱり断然使いやすい。これで編集・管理共にラクになったので、今回のから少しだけ写真の編集をしてみた。ほんのちょっと切り取るだけでも、かなり雰囲気が変わる。Picasa だと本当に手早くできるので、これからはちょっと撮影後も頑張ってみようかな。

- これまで撮った中からのお気に入り写真セット

TrackBacks (0) Comments (0)