シェンゲン協定によるビザ問題

週末は、昨年のサマースクールで出会って今年の World Haptics で再会した友人Gを訪ねて、オランダ・アムステルダムへ。この夏の3ヶ月間でドイツを含めて実に6ヶ国も行ったことになる。文化交流も兼ねていたとは言え、最近の日記からわかるように、ちょっと遊び過ぎた気がする。。。現在の心境を表すと、まさにこんな感じ。

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さて、アムステルダム行きの飛行機の中で地球の歩き方を眺めてたときに気付いたけど、ひょっとしたらビザの問題が生じるかもしれないことが判明。もちろんドイツに来る前にビザのことは一通り調べたけど、少しややこしくなってきた。

<注> 検索等で辿り着いた方、査証のことは一次情報を使ってご自分で調べて下さい。以下は、あくまで現在自分が陥っている状況です。

まず日本国籍所有者の場合、ドイツ入国前にあらかじめビザを取得する必要はない。ビザが必要な場合、入国後に滞在地の外国人局で申請できるとのこと。また、今回の滞在は、ミュンヘン工科大からは給料をもらっていない。ホプキンスの教授が獲得した研究留学のための資金から賄われているので、ドイツで労働していることにはならない。さらにこっちで授業を取っているわけでもない。ということで消去法でいって、この夏の3ヶ月間は観光目的の滞在になっている。

観光の場合、最大90日までビザ無しで滞在できる。91日を越える場合、延長申請をする必要がある。自分の場合、6/2に入国して8/29に出国予定なので、89日間の滞在となる。つまり、ビザは必要ない。これが今までの認識だった。

ところが、このビザのことを調べたときと状況が少し変わって、10月中旬に1週間ほどフランス・イタリアへ行くことになった。これがちょっと問題になるっぽい。

ヨーロッパの一部の国では、共通の出入国管理などを扱うシェンゲン協定という取り決めがある。これはEUとは別で、26ヶ国が調印して現在15ヶ国で施工されているとのこと。シェンゲン協定国間を移動するときは、入国審査をせずに移動できるメリットがある。

一方、シェンゲン国以外の国民は、該当地域内の滞在期間が6ヶ月間で90日以内に制限されている。つまり、今回のドイツ滞在はまったく問題がないけど、今度フランス・イタリアへ行くときに問題になる可能性がある。ビザ無しで90日を越えると、多額の罰金を請求される(そもそも、入国できない?)可能性があるとのこと。

そこで昨日、慌てて KVR というところの外国人局へ行ってきた。 延長申請をもらえるかと思ったら、・・・追い返された。あちらの言い分としては、ドイツに滞在中は90日を越えるわけじゃないから、90日を越える国で延長申請をして下さい。だからウチは関係ありません、と。なんかまさにドイツっぽい対応。。。

そんなわけで、ここでは申請が厳しそうなので、アメリカに帰って該当国の大使館にて申請する必要がありそう。なおさら厄介そうなのが、ポーランドはシェンゲン協定には入ってなくて、この前クラクフに行ったとき、金曜発で日曜帰りだったため、物理的にシェンゲン国にいなかったのは1日。よって、89-1=88日間滞在していることになる。フランスは2〜3日間滞在予定なので、もし2日間だけだったとしたら、フランスじゃなくて次のイタリアで申請する必要があるかもしれない。。。まぁDCに行けば大使館がたくさんあるから、それを巡り巡ればいいだけなんだろうけど、あぁなんでこんなに面倒くさいのか。

● 参考
- ドイツ大使館:ビザについて
- Visa for entry into Germany(英語)
- 在ミュンヘン総領事館

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