卒業後のことを少し考え始めてみる

アメリカの大学・大学院に留学している日本人で、ボストン・キャリアフォーラムを知らない人はほとんどいないと思う。それくらい有名な、ディスコインターナショナルという会社が開催する、全米一の日本語・英語が話せるバイリンガルのための就職フェア。そのディスコ社から、就職活動を開始しようと思っている日英バイリンガル(とてもおこがましくて、自分がバイリンガルだとは言えないけど)のための出張セミナーがホプキンスのキャンパスで開かれた。就職活動を開始するわけでもなく、ましてや卒業が見えたわけでもないけど、そうある機会でもないと思って参加してみた。

昨年卒業した ny さんから、「いつになったら卒業できるかと考えてるようじゃダメだよ、いつまでに卒業するって自分で決めないと」とのアドバイスを頂いて、いま自分の中では2年後の冬に卒業を目標にしている。もともとアメリカに来る以前から、卒業後は企業へ就職という方向を考えていて、いまも大学に残る道はほとんど考えていない。となると、ではどこで?という質問が次に来る。いまのところはアメリカもしくはどこか日本国外で考えている。実際に動き出してみないとわからないと思うけど、やっぱり日本企業の博士卒の受け入れは充実していないと思うし、恐らく卒業後すぐに帰国するよりは、海外で経験を積んでから逆輸入のような形で日本へ戻った方が出世も早いし貢献度も高いのではと思う。そういう意味では、今回のセミナーはむしろ日本企業への就職を主な対象としているので、自分の希望とは合致しているわけではなかった。でも、わざわざ最初から選択肢を狭めるのはよくないし、就職活動に関して聞くには良い機会だし、実際に参加してみて良い話が聞けた。

セミナーの中でも触れられていたけど、やっぱり長期・中期・短期的なビジョンが必要だと改めて感じさせられた。そう言えば留学前に旧プリンストン・レビューで何度も聞いたことは、留学する前に留学後のキャリアプランをしっかり考えておくことだった。まず長期的な目標を考える。それを達成するためにはどんなことが必要かを考え細分化していくことで、長期から中期、そして短期的なプランに落とし込んでいく。まぁ当たり前なんだろうけど、当たり前のことを当たり前にやれてきていなかったから、色々と遠回りしてきたわけで。。

自分の場合、まず考えることは2つ。一つは博士論文を書き上げるためにはどんなシナリオが必要か、もう一つは5年後・10年後にどんな仕事に就いていたいか。博士論文に関してやるべきことは最近結構ブレインストーミングできているから、あとは実際にそれに向かって進むだけだと思う。と言っても、それが難しいんだろうけど。もう一方に関しては、医療ロボットに的を絞るか、ハプティクス関連にするか、もしくはもっと広い意味でロボット業界として考えていくか。もっと具体的に自分のやりたいことを考え直し、そのためにはいま何を身に付ける必要があるか、何をしてゆくべきか、毎日ちょっとずつでも考えていきたい。

最後に、ディスコ社の方から教えて頂いた、自己分析や就職情報のために役立つウェブサイト一覧。
- 日経ビジネスオンライン
- 日経ビジネス Associe Online
- adp ビジネスオンライン:経済コラムマガジン
- みんなの就職活動日記
- (海外留学生のための)和文履歴書フォーム
- CFN | Press バックナンバー

P.S. ちなみに2/29〜3/1にニューヨークキャリアフォーラムが開催され、2/10までに申し込むと色々な特典があるそうです。

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4 Comments

僕も2年後の冬を目標にしてます。そして、卒業後は社会に出たいな〜と考えているんですよね。色々と参考になります。

永久就職という事はないと思うので、卒業後はフランス企業、その後日本企業とか、その逆とか考えちゃいますね。日本企業は新卒採用がメインだというイメージがあるので、途中から日本企業とかは難しいかなとか思いますが。時間はあるので色々と考えていきたいですね。

自分も同じ会社でずっと働き続けるってことは考えてなくて、どんどんステップアップしていければと思ってます。まずは最初の職探し、そしてその前に博士号ですけどね。。

卒業後のことを頭に入れてディフェンスまでのプランを立てるのは大事なことですね。場合によってはディフェンスのタイミングを意図的に遅らせるという考えも出てきますし。

企業で研究分野の最新技術をフルに使って、日々の仕事がしたい場合は、その企業が経済不況時にどれくらいR&Dの予算を削らずにいたか、もしくは平時にどれだけR&Dに予算を割いているかを見逃さないようにしてください。

さすが経験者であり、日々為替をチェックしているだけあって重みが感じられますね。貴重なアドバイスどうもありがとうございます!医療ロボットに限ってしまうと市場が既に独占状態なので、もっと広い視野で就職先を探した方がいいのかもしれませんね。

そういえばリンクへの追加をすっかり忘れていてごめんなさい。近日中にウェブサイトを模様替えするつもりなので、そのときにはぜひ紹介させて頂きます!

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