JAPAN! culture + hyperculture

ワシントンDCにあるケネディーセンターにて、日本の芸術・文化を紹介する JAPAN! culture + hyperculture というフェスティバルが2週間(2/5-17まで)開催されている。アメリカにおける日本文化紹介イベントとしては過去最大規模だそうで、総勢500名近くの出演者やアーティストが日本から訪れるとのこと。蜷川幸雄、宮本亜門、野村万作・萬斎、山海塾、五嶋みどり、夏木マリ、笠井叡、安藤忠雄、草間弥生といった超豪華メンバーの他に、ホンダの ASIMO やトヨタのヒューマノイドロボット、博多や北海道の民俗音楽演奏など、本当に幅広く行われている。驚くのは入場料や多くの講演・公演が無料、有料なのは一部の演劇やコンサートのみ。その有料イベントも、日本では考えられないくらい安い値段でチケットが提供されている。そのイベントに土曜日に友人を誘って行ってきた。からくり人形のレクチャー、蜷川幸雄演出の身毒丸、その他に多くの展示物やホンダ・アシモのデモも見て、非常に楽しめた。

(ファンの人には当たり前の話らしいけど)身毒丸は藤原竜也のデビュー作となった舞台作品だそうで、1997年にロンドンで公演され、当時15歳の藤原竜也の演技がかなり高い評価を受けたそうだ。一番最初に英語であらすじのナレーションがあっただけで、劇はすべて日本語。一緒に行った友達はアメリカ人だったのでどこまで理解できたかわからないけど、でも舞台後は多くの人がスタンディング・オベーションだった。ちなみにこのイベント自体の来訪者は、日本人も散見したけど、大多数がアメリカ人。身毒丸の観客もほとんどが日本語がわからない人だと思う。だから言葉がわからなくても通じるものはあるんだと思う。とは言っても、やっぱり言葉がわかるに越したことはないと思うけど。

ホンダ・アシモはやっぱりアメリカでもかなり有名だった。夕方4時半開始のデモのために4時にステージに行ったけど、既に結構な数が陣取っていた。そしてどんどん観客は増えて、でも開始の頃には相当数が集まっていたと思う。アシモを直接見たのは4〜5年前で、当時と比べるとだいぶスリムになったなという印象を受けた。デモは前進・後進、簡単なダンス、ランニング、そして階段の昇降など。

昔、日本は文化への補助金が少なくてチケットが高いという話を聞いたことがあったけど、アメリカで暮らしてみて本当にそう思う。今回のは特別イベントでかなりのスポンサーがついていると思うけど、それにしても本当に公演チケットが安い。身毒丸のチケットは$15〜35、宮本亜門のミュージカルが全席$18、そして万作の会は$40など、日本じゃ考えられない値段。あと今回のイベントに関わらず、このケネディーセンターのミレニアム・ステージでの公演・演奏は無料みたいで、毎日夕方6時からライブ中継をしていたり、過去のアーカイブにもアクセスでき、RealPlayer がインストールされていればすべて無料で視聴できる。下記参照。

● 参考
- ケネディーセンターの国際プログラム戦略
- Millennium Stage Broadcast Archive
- Wikipedia:身毒丸

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