March 2008 Archives

Gilford House
連続して暖かい日が続いた記憶がないんだけど(というかまだ寒い日が多い気がする)、マグノリアの蕾が膨らみ始めたり、ところどころで咲いたりしてきた。毎春ワシントンDCで開催される Cherry Blossom Festival開花予想を見ると、ピークは3/27〜4/3と書かれている。でもなんで開花状況は見つからないんだろう。。ちなみにこれまた毎年恒例の Sushi Taro の食べ放題、今年は$38で4/5(土)とのこと。

今日は天気が良かったので少し散歩して春の息吹を撮ってみた。やっぱり春が来るとなんだか嬉しい。

2年前に撮った春のホプキンス・ホームウッドキャンパス ← 3〜5ページ目

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HDR

以前から名前は知ってたし作品を見たこともあったけど、今週末にふと試してはまってしまったこと、HDRI (High Dynamic Range Imaging) 作成。簡単に言うと、フィルムカメラやデジタルカメラだと記録できる情報が限られている(=ダイナミックレンジが狭い)そうだ。それを克服するために、カメラが受け取る光の量を調整して、同じ風景を異なる露出で撮影してそれを合成。すると、通常の1枚の画像からでは表現できない情報が再現できる。能書きよりも、きっとその合成写真を見てもらった方が早いと思う。

● ボルチモアの夜景
baltimore_combined.jpg

● アナポリスで見た黄色い消防車
fire_truck_combined.jpg

● シカゴにあるミレニアムパークのクラウド・ゲイト
chicago_combined.jpg


HDR で面白いのは、複数枚の写真を合成したあとに自分好みに調整できること。これによって、より現実っぽく見せることもできるし、ポップ調にして写真じゃなく見せることもできる。露出を調整するため一眼レフが適しているけど、Photomatix というソフトウェア($99 → 学割で40%OFF!)を使うと、1枚の画像からでも簡単に作成できる。でも厳密に言うと、実際には同じ風景を異なった露出で複数枚撮影してそれを合成するべきなので、上でやっているような1枚から作成するのは HDRI 風のものと呼ぶべきなのかな。追試験が終わったら深みにはまりそう。。

興味がある方は下記の解説や作品一覧をご覧下さい。

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DSC_3368.JPG

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2週間前の話になるけど、以前少しと触れた Computational Science and Engineering Building (CSEB) の落成記念パーティーが開かれた。元々は去年の夏にすべて工事が終了予定だった。だから、昨年8月末にミュンヘンから戻ってきたら、既にみんなは新しいオフィスに引っ越している予定だった。ところがアメリカの工事だから(?)か計画通りには進まず、とりあえず教授や一部の学生は昨年夏に引っ越し。そして大学院生用のオフィススペースは昨年冬までに完成させて、多くの大学院生は昨年12月に移動。最後に残ったいくつかの小部屋や、今回の建物のメインの一つでもある展示用手術室がついこの前完成し、落成式にはすべてが間に合ったといったところ。この展示用手術室、正式名称は寄付金出資者の名前を冠して、The Richard A. Swirnow Computer Integrated and Interventional Systems Mock Operating Room という名前だけど、Mock OR と呼ばれている。最初友人の会話で聞いたとき、みんな口々に「マーコーアール」と言っていて何のことだかさっぱりわからなかった。この展示手術室では、これまでにホプキンスの研究グループで開発された手術用器具や、実際に医師が使う器具を展示し、見学者が実際に試すことができる。噂によれば、この展示用手術室のために遠隔操作用手術ロボット da Vinci をもう一台買うとか。そのお値段、150万ドル(約1.5億円)也。。

今回の式典の出席者は、ホプキンスの他学部の教授や CSEB への出資者だったため、かなり平均年齢が高かった。自分はいま取り組んでいる研究紹介とロボットのデモ要員として参加。ちなみに参加した学生や教授たちには、前日夜にトップシークレットの文書が手渡されていて、そこには大口出資者の経歴が細かく書かれていた。つまり、その VIP たちとの会話を弾ませるための下準備をしろ、ということだった。昨年秋にも同じような催しが開かれていて、その時はこの CSEB だけではなく、新たに完成したビジターセンターをも含めた大規模な落成式典だった。その日 CSEB の案内役で出席した友人の話によれば、学長自ら約300名の参加者を一人一人と握手して出迎えたそうだ。また、自分の指導教官は、晩餐会で同席する出資者の経歴一覧を持っていて、これまた事前にある程度暗記してから式典に参加したそうだ。

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今となっては正確な日付は思い出せない。でも、恐らく10年前のちょうど今日、浪人生活が決定して自然と涙が溢れてきた感覚は今でも覚えている。小3のときに算盤を習い始めたのがきっかけで、小中高とずっと算数・数学が得意だった。ところが、センター試験の数学2・Bで予期もしない大失敗。後期試験の足切りに届くか届かないかのぎりぎりラインだったけど、東工大への憧れもあって出願した。結果、前期試験の数日後、後期試験足切りの通知が届いた。そして前期試験の合格発表日、桜は咲かなかった。ようやく桜が咲いたのは、長く苦しい浪人生活を体験したその1年後だった。

あれから10年、今回は Ph.D. への第二の関門試験、通称 GBO (Graduate Board Oral Exam) を受けた。これはジョンズ・ホプキンスで博士号を取得するためには恐らくどの学科でも課されている。形式は学科によってまちまちだけど、自分の所属する機械工学科では、第一の関門試験 DQE (Department Qualifying Exam) の約1年後に受ける口頭試問となっている。DQE は入学から1年半後、主にそれまで履修した授業からの内容を問う試験。GBO は自分の研究中心の口頭試問であっても良いけれど、機械工学科では授業中心の口頭試問を課している。

これまた学科によって異なるけど、機械工学科では学部内から2名の教授、学部外から3名の教授、計5名の教授で審査委員会を形成することになっている。比較的学科内のクラス中心に受けていたこともあって、学部外教授の選考が厳しかった。さらに拍車を掛けたのは、2クラス取った教授が定年退職したことと、もう一人別の学科外の教授が、昨年秋から1年間のサバティカル(通称研究休暇と呼ばれ、アメリカの大学だと6〜7年ごとに約1年間の自由な時間が与えられる)に入ったこと。現在はサバティカルを利用してスタンフォード大で自身の研究に打ち込んでいるため、これが試験日程の調整に大きな影響を及ぼした。

その結果、GBO を受けようと考えたのがちょうど1年前。その後、急遽ミュンヘン行きの話が舞い込み、夏以降に延期するも、秋セメスターは5教授の日程が合わず、10月・12月と計画するも断念。3/7に再びサバティカル中の教授が帰って来られるかもとの話を聞き、その日で日程をスケジュールするも、最後の最後にその教授の日程が折り合わず、帰ってこられないことになった。仕方がなく代理の教授を立てるも、他の教授が億単位で研究資金が動く重要な会議に出席せざるを得なく、再び日程調整。その前後でなんとか都合をつけてもらい、ようやく今日受けることができた。5人の教授が2時間の都合を合わせるのに、これほどまでに大変だとは思いもしなかった。

そして結果は条件付き合格。5月末までに3人の教授から再び追試験を受ける必要があり、そのうち最低2人から合格をもらわないと、再び最初から GBO を受けることになるとのこと。ただ、追試験は3人同時ではなく、それぞれの審査員の先生から個別に受けることになるため、今回よりはもっとカジュアルな雰囲気なんだろうけど。でも正直なところ、首の皮一枚でつながっていると言った方が正確かもしれない。自分自身、試験の出来には満足してないので、まぁ残りの2ヶ月ちょっとでなんとか巻き返せればと思っている。自分は出来る学生だとは思ってないけど、ただ今回の試験の印象が審査員の中で残ってしまうのも全く嬉しくない。なんとか追試験でそのイメージを払拭できる成果を見せられればと思う。10年前と違うのは、1年間待たなくていいこと。そう遠くない将来に再びチャンスが巡ってくるのは有り難いと思う。

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蛇型ロボットと言ったら東工大の広瀬先生があまりにも有名(例えばこの水陸両用蛇型ロボットとかすごい)だけど、カーネギーメロン大の Howie Choset 教授が一台で前進はもちろんのこと、回転前進、木登り、遊泳などなど、なんでもできる蛇型ロボットを作っている。2004年9月に学科セミナーでホプキンスへ招かれたことがあって、非常にユーモアに富んだ面白い講演をしたのが印象に残っている。

詳しくは公式ウェブサイトをどうぞ。

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Graduate Oral Board Exam (GBO) と呼ばれる、PhD を取るためにはパスする必要がある試験がようやく3/10(月)に決定。詳しくは終わってから書くけど、試験を受けようかと思ってから実に1年近く掛かって最終スケジュールが決定。色々な要因があったのは確かだけど、5人の教授(予備も含めると7名)が2時間のスケジュールを合わせるのがこれほどまでに大変だとは思わなかった。。。あと1週間ほど、9年前(!)の大学受験生に戻ったつもりで頑張ります。

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