February 2009 Archives

Sunrise at JHU Homewood Campus
IMG_2287.jpg
前回のウィンタースクールの続き。火曜から金曜は、毎日朝から晩までスケジュールがぎっしり。以前のサマースクールで大変さはわかっていたけど、今回は地元開催だからまだ余裕があるかと思っていた。でも、やっぱり毎日朝8時から夜9時までスケジュールがびっしりだと、自分の研究なんて何もできないし、それだけで本当に一日が終了してしまう。

今回のウィンタースクールでは、大きく分けると、医療ロボットと医療画像に分類される。この二つの分野を扱う学会と言えば、MICCAI (Medical Image Computing and Computer Assisted Intervention) が有名だけど、最近は MIC の方に比重が大きくなって、CAI の方は影が薄れてきてしまっているようだ。ただ、今後の医用工学の方向性として、両者を区別するのではなく、両者を統合したシステムに移行していく、とある先生は仰っている。確かに、いま現在は、CT スキャンや MRI といった非常に有用な画像情報は手術室の外の技術であって、それらが手術中に効果的に使われてはいない。そういう意味で、今回のウィンタースクールでは両者を均等に扱っていたので、バランスとしては良かったと思う。ただ、問題点としては、その分野の全体像の話が多くて、実際にレクチャーを通して何かを学んだ、ということが少なかったこと。大学院1・2年のときであれば、その分野の事情がわかっていいのかもしれないけど、短期集中講義なわけだから、もう少し有用な「授業」を増やして欲しかった。

ちなみに、フランスのモンペリエでは(確か)2年ごとに、医療ロボットのサマースクールが開催されている。このリンクは2007年に開催されたもの。また、2010年夏には、NSF/IFRR 共催の医療ロボットサマースクールが、シアトルで開催されるそうだ。今回は、日本人の先生が4人もいらっしゃったけど、残念ながら日本人学生はいなかった。お金と距離の問題が非常に大きいのだろうけど、もう少し積極的にサマースクール・ウィンタースクールに参加すれば、同分野の研究者と知り合うことができるし、今後の研究にも大きなプラスになるのでは、と思う。

TrackBacks (0) Comments (0)